
今年のキュウリを定植した。
海老芋収穫をちょっと中断しているので、その間にキュウリを定植することにした。
先日からキュウリを定植する、ハウスの地ごしらえをしていた。
ハウスの地は肥料過多気味なので地ごしらえする前に、ハウスの土を土壌分析に出した。
先日JA京都中央では土壌分析を無料でやってくれると言うことを知ったので早速、利用してみた。
今まで、EC測定のみの簡易土壌測定なので土壌の大まかな雰囲気しかつかめなかったが、これでもう少し詳しく見れると思う。
足りない分だけを追肥できる。
なので、元肥なし。追肥で様子を見ていく方針で今年のキュウリをスタートする。
今年は父親が籾殻くん炭づくりに凝っていて、大量の籾殻くん炭があるので贅沢にも土壌に鋤き込んだ。
あと腐食として去年、敷きわらに使い切れなかったロールわらがあったのでそれも鋤き込んだ。
それから畝立てして定植した。元肥を入れてないので畝立て後すぐに苗を定植した。

毎年、この時期のなると今年の畦畔管理をどうやるか。
どうやって省力するかを考える。
毎年悩むということは、畦畔管理の決定打を生み出せて無いということ。
ヘアリーベッチが実をつけたあと7月頃枯れて行くことを今年は畦畔管理に利用して見ようと考えた。
ヘアリーベッチの種を撒くため畔を管理機でかじるわけには、行かないので、岡戸式不耕起播種機で播種してみた。
割と想像通り上手く播種できたと思う。
今撒いて花が咲き、実を付け夏場にちゃんと枯れるかはやったことがないので分からない。
ちゃんと枯れなければ、今年の10月頃、もう一回、播種してみる。
昨年、読んだ現代農業のヘアリーベッチの記事では、米の緑肥用に撒いたヘアリーベッチが実を落としてから漉き込んだら翌年以降新たにヘアリーベッチを播種しなくても良いような記事を読んだ。
だったら畦畔もヘアリーベッチが種を撒かなくても毎年春、繁茂して夏、枯れてくれるのでは???
大幅な省力畦畔管理が出来そう!!!
とりあえずやってみる。

昨年、年末に定植した、サニーレタスが漸く出荷できるサイズになってきた。
定植後直ぐにべた掛けしておいたらもっと早く出荷出来たはず。
今年は、他の農作業のため露地サニーレタスは定植後殆ど放置状態。
両親が2月寒さ厳しくなって来たのでべた掛けしてくれたので辛うじて収穫出来るようになってきた。
ただ、今年の2月の寒さを経験した上でビニールトンネルをしなくても、マルチ+べた掛けでいけそうなきがする。
ただ、べた掛けだと葉の先端が寒さでちょっと焦げる。
写真の手前がずっとべた掛けしなかった部分。
少し向うからべた掛けをした部分。
しなかった部分は赤みが強く葉の先端の焦げ具合が酷い。
べた掛けした部分は結構赤みと緑が両立していて美味しそうだ。
来年は最初からマルチ+べた掛けで露地サニーレタスをやってみたい。
明日から市場出荷する。

昨年10月下旬、稲刈り直後に播種して耕運したヘアリーベッチがだいぶ、ほこって来た。
昨年よりも成長が良い。
2月が寒かったので成長するかなと思ってたが、
最近の、雪、雨が効いてるのではないか?
温度より水分が成長に大きく寄与するのか?
まあ、雨が降れば地温も高くなると思うけど。
排水対策さえちゃんとすれば、結構成長する。
播種量は1K/反にしている。なるべく種代を抑えたいから。それでも5月頃には結構な草量になる。
播種量を2K/反なら失敗は無いと考えてる。

朝から、いもぼうさん用の海老芋を掘った。
先週末、しっかり雨が降ったので、土が重く、今回の収穫作業は非常に疲れた。
越冬後の海老芋なんでもう少し太ってると思ったが、今年は2月が、寒かったので期待通りには太ってなかった。
この時期収穫の海老芋は厳寒期の寒さで腐りも多いので、リスクのある作型と言える
今週末の納品用にこれから出荷調整作業と袋詰め。

例年なら1月下旬、2月上旬には定植しているトマトだが、今年は温室のハウスの内張りカーテンの張り替え作業があったので、2月下旬を目処に苗を注文していた。
しかしながら今年の気候のせいか、苗が不揃いのトラブル発生。
養液栽培なので苗の大きさの違いは後々苦労するもとなので、急遽他の苗を探すことになった。
苦労するというか大きい方に養液濃度を合わせると小さいほうが芯止まりになるし、小さい方に養液濃度を合わせると大きい方がひょうろひょろの木になるし。
土耕なら、そんな大きな問題にならないのだが。。。。。
結局、苗を探してもらった。
品種は「ごほうび」ではなく、桃太郎系品種。
しょうがない。
苗1000本を植えるのに定植ベットを50メートルとして株間を計算したら、60センチ。
それで定植したら苗が160本余った。
定植ベットの長さを測りなおしてみると42メートルだった。
何年定植作業しとんねん!という凡ミス。
160本の苗を植えられる場所を探さなあかん。
「まあ何とかなるやろう〜!」
↑この精神が大事やと今呼んでる本に書いてあった。

西3,4番畝に定植。
籾殻(2.5本/畝)を漉き込んでから、定植した。
温室の内張りカーテンの張替え作業を2月中旬から行なっていた。
前回、張り替えたのは2003年2月だったのでおよそ、9年ぶりの張替え作業だ。
本来なら、もっと早く張替えなければいけないくらい、カーテンはボロボロ。
カーテン開閉のワイヤーのビーニール皮膜が劣化していたため、ワイヤーが直接カーテンを擦れていたため、カーテンは
細切れ状態となっていた。
カーテンの価格が高いということが頭にこびり着いてたため、ついつい取り替えを伸ばしてしまった。
以前のムテンロという資材は廃番となりそれに変わる資材を購入し張り替えた。
海老芋の仕事、サニーレタスの出荷など他の仕事の合間にやったので50m×3mを4枚張り替えるのに1週間ほどかかった。
「ムテンロが廃番となったのは痛い。」と父親は言っていた。
良い資材に限って、廃番となっていき悪い資材はいつまでも残っている。よくある話だ。
年々耐久性がなくなっていく。
いつまでも耐久性があると買い替え需要が少なくなりメーカーも儲からなくなるからだろうという邪推がついつい働いてしまう。
今は両親も健在で農作業ができるのでいろいろ助けてもらっているが、自分らだけとなると他の農作業全面ストップするか、張りかえ作業を業者に頼む感じになると思う。
まあその時はその時で、解決策が見つかるかもしれないけど。
作物相手の作業はやる気も起こってどんどん作業が進行するが、施設補修等のたまにしか、しない作業は、勝手をつかむまで時間がかかるので、作業自体が億劫になり全く効率が上がらない。
非常に作業するのが嫌になってくる。

先週、収穫し終った、1畝にもみ殻を漉き込んだ。
また、実験として父親が作ったもみ殻薫炭も漉き込んだ。
その2畝に今日、サニーレタスを定植した。
サニーレタスを収穫した単棟に1畝に400リットルの生もみ殻を入れて耕耘した。サニーレタスの残差はそのまま漉き込んだ。
昨年漉き込んだ生もみ殻は、殆んど分解していた。
1畝に800リットルくらい入れたいが、作業性が悪くなるので、400リットルに留めた。
毎年確実に入れることの方が大事だと感じる。
そのためにも負担を感じない量が大切。
もみ殻を堆肥にしてから入れる手もあるが面倒臭い。
シンプルにそのまま入れても時間経過したら分解するので同じ事ではないかと思う。
Date:2011/11/09 22:18:23
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京都市内で専業農家として海老芋を始め様々な野菜を栽培しています。野菜は新鮮さが命。直売で新鮮さ野菜を消費者の方に!