今年の師走は、海老芋で大忙しでした。

Camera_HDR_Studio_-_1388471042305.jpg

その訳は前回書いた通り、海老芋の主力産地である、静岡磐田産の海老芋が残留農薬申し訳あり問題で出荷停止になったからで、今更ながら静岡産海老芋の生産量的威力には、頭が下がる思いです。

共選出荷分は、全面出荷停止になってますが、静岡産海老芋でも個選荷分は、いくらか京都中央卸売市場(京果)にも入荷してるようです。

引っかかった農薬は、海老芋栽培に使用する農薬ではなく前作の白ネギに使用した農薬だそうで、前作の農薬が海老芋を作付けして半年後に収穫た海老芋から検出されるなんて、ほんまかいな!?とおもいましたが。

しかし、産地と言うのはこういうトラブルを経て強化されるものです。
様々な改良が生産現場に加えられることでしょう。

そんな中、いもぼうさんから電話があり、何かと思えば、いもぼうさんも残留農薬の情報を知っておられて今、相場が高いのをご存じで12月分の海老芋は手当て出来たので、うちが、いもぼうさんに納品するぶんの海老芋を京果に出して儲けて下さいとの事。

なんと太っ腹な、お店だろうか。
老舗とは取引相手の事も考えてくれるのかと改めて感心した。
一瞬、開いた口がふさがらなかったが、ここはいもぼうさんの御好意に素直に甘えて京果に出荷する事にした。

感覚では平年の三倍位の高相場だと思う。

なので府内中の海老芋農家は、一気に海老芋を出荷してきたみたいだ。
それでも高相場は止め市まで維持された。

平年より師走の京都産海老芋の取引量は増えたので、逆に年明け以降の京都産海老芋の入荷量は減ると予想され、海老芋の価格は、平年より上がると思うが、師走に出回らなかった静岡産海老芋が京果の遠地市場に一気に出てくるので、量的過剰となり年明け以降の海老芋相場ばベタベタ之低空飛行となることも予想される。

どうなるかは、不透明。
多分ベタベタだろうなあ。

という感じで今年の師走は、海老芋に明け暮れた毎日でした。
もう、こんな相場の年は二度と無いと思います。
経験出来て良かったし面白かった。
新しい発見も出来た。

来年の海老芋栽培に生かしたい。