最終更新日 2017年8月16日 by やまふじ農園
台風5号通過の2の日後(8/8)に子芋の芋茎が萎れていた。
色々原因を観察検討してみたところ、台風の雨水による畝の酸欠で根腐れを起こしたと考えている。
子芋の芋茎の萎れはそんなに多くないが、台風翌日に親芋の芋茎を株もとから取った株の子芋の芋茎の萎れは酷い。
葉も枯れている。
原因としては下記の3つが考えられる。
1 10日ほど前に追肥をやってしまっていた。
追肥して間もない所に多量の雨で肥料が一気に効いたため根が痺れたとも考えられる。
肥料削減試験で追肥量を半減した畝ではほとんど悪影響は見られなかった。
2 潅水する手間を省くため台風の雨で通路に水が貯まるようにしていた。
予想以上に雨量があったが貯まっても水を抜くことをしなかった。
それは毎年通路に水を溜めて栽培しているから。
3 親芋の芋茎を早めに切ったのも災いしたと考えられる。
酸欠で子芋の根がやられても地下で繋がっている親芋が健在であれば子芋の芋茎が萎れると言った事は無かったと考えられる。
こんな事は今まで海老芋栽培では無かったことなので、結構ショックだった。
今までの水管理と追肥のやり方が根本的に間違ってるともとれるから。
色々考察してみると今回のようなタイミングが重なった時は、水の逃げ場を作っていればマシだったと考えている。
幸い、葉が枯れた子芋も新しい葉が出てきたので生育が一時停滞しただけで、海老芋は収穫できる。
しかし、ショックで一時は海老芋畑に行かず他の作物の作業ばかりやってたが、漸く正視できるようになった。
気を取り直して海老芋栽培の後半戦頑張る。