最終更新日 2011年5月3日 by やまふじ農園
今日は籾撒き。
毎年、段取りが違うので困惑する。
自分の時代になれば固定する。固定できるように作業場環境を整備したい。
今年のやり方は概ね良いと思うが風の強い日であったり、雨が降った時点で作業できない。
覆土のフレコンをリフトで吊って種蒔き機の覆土ホッパーに入れてるので、作業途中に雨が降れば最悪の事態となる。
土入れは小屋、倉庫内で出来るようにする必要がある。
その上でフレコンの土を入れれるようにする。
作業的にも効率が良いし、覆土の価格も安く押さえられる。
などを籾蒔きの作業中、ずっと考えてたら、
穴あきパレットがあれば問題はだいぶ解決の方向に向かうのではないかと思えてきた。
フレコンを穴あきパレットに乗せその穴から土を出すようにする。
今はリフトの爪にフレコンの紐を引っかけてつり上げてるので、リフトを限界までつり上げて、ようやく籾蒔き機のホッパーにフレコンを乗せられるといった感じ。
これでは、倉庫の軒先のような屋根の低いところではリフトが入れないので土入れが出来ない。
パレットにフレコンを乗せると軒先でも土入れが可能になるように思える。
来年のために穴あきパレットを早速ネットで探してみる。
なければ木製パレットで自作してみる。
ボックスパレットで底部開閉できるようなやつをみたことがあるような気もする。
作業ペースはだいたい1分間に4枚のペース。
今日は、きぬむすめ 6反分とにこまる3反分。残りはヒノヒカリ。合計1000枚弱、播種出来た。
残り300枚強は明日播種する。
今年栽培する品種は、
1 きぬむすめ
作業平均化のための早稲品種
昨年まで2年間のヤマヒカリに代わる品種
近年、西日本で奨励品種に採用する府県が多い。
2 にこまる
当農園におけるヒノヒカリの後継品種。
耐暑性に優れた品種。昨年の猛暑でもシラタの出る率はヒノヒカリより格段に少なかった。
食味もヒノヒカリ並で若干ヒノヒカリより多収。
食味コンテストでは西日本の産地で最高ランクの「特A」は少ないが昨年は長崎県と高知県の、にこまるが「特A」を受賞した。
そういう実力の品種。
今年籾種を購入して、3反分作付け。
来年はにこまるとヒノヒカリを切り替えるかもしれない。
3 ヒノヒカリ
西日本で食味の良いお米を栽培すると考えると外せない定番品種。
コシヒカリだけが日本のお米ではない。
お米の美味しさは個人の主観の問題でコシヒカリよりヒノヒカリが美味しいというお客さんは少なくない。コシヒカリだけしか食べたことのない人でもヒノヒカリの方が好みという人は結構いると思う。
今日は晴れているのに比叡山も愛宕山も天王山も宇治の平等院近辺の山々もすべて見えない。黄砂満開と言う感じだ。
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