最終更新日 2011年5月4日 by やまふじ農園
籾蒔きが終わった後に時間があったので、ヘアリーベッチの鋤込み作業を行いました。最近の雨と気温でヘアリーベッチの草量が急激に増えていたので、作業がしやすかったです。
今年の鋤込み作業の条件は以下の通りです。
- 走行速度:6(時速約3km)
- PTO(パワーテイクオフ):1
- 尾輪深度:10
ヘアリーベッチ鋤込みの効率的な方法
今回、以下のような行程を加えることで、よりスムーズな鋤込み作業を行うことができました。
1. ヘアリーベッチをなぎ倒す
まず、PTOをニュートラルにしてロータリーを上げた状態で、鋤込みコースを一度走り、ヘアリーベッチをなぎ倒します。この時の走行スピードは最速の12でも問題ありません。この行程を入れることで、その後の鋤込み作業が効率的になります。
2. 鋤込み作業
なぎ倒したヘアリーベッチを鋤き込みます。走行速度を6に落とし、PTOを1にしてロータリーを回しながら進みます。
3. 旋回時にPTOを4にして吹き飛ばす
ロータリーにヘアリーベッチが絡まった場合は、旋回時にPTOを4にして、絡まったヘアリーベッチを吹き飛ばします。この行程を入れることで、ロータリーにヘアリーベッチが巻き付いて作業が中断してしまうことを防げます。
今後の課題
今回の鋤込み作業では、エンジン温度が45%付近まで上昇していたのが気がかりです。エンジンに負担をかけすぎないよう、作業の合間に休憩を入れるなど、対策を考えたいと思います。
ヘアリーベッチ鋤込みの効率化のコツ
- まずはヘアリーベッチをなぎ倒す行程から
- 走行速度やPTOの設定を調整
- 絡まったヘアリーベッチは吹き飛ばす
- エンジン温度上昇に注意
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