最終更新日 2012年5月8日 by やまふじ農園
今年は父親が籾殻くん炭を大量に作ってくれたので、現代農業でよく紹介されている「籾殻くん炭培地」による稲苗作りに挑戦してみました。
写真の手前3枚の苗箱は、床土にくん炭、覆土に農協の苗代用土を使用しました。奥の2枚は、床土も覆土もくん炭を使用しています。
くん炭を使った苗作りの利点
くん炭は苗代用播種機でもスムーズに苗箱に入りました。現代農業の記事では、くん炭を砕かないとうまくいかないと書かれていましたが、そのような問題はありませんでした。
くん炭を使う利点は、以下の通りです。
- 保水性・排水性の向上:くん炭は多孔質構造のため、水をよく吸い上げ、余分な水は素早く排出します。
- 通気性の向上:多孔質構造は空気の通り道にもなり、根の呼吸を助けます。
- 肥料効果:くん炭は緩やかに分解され、肥料として作用します。
- 病害虫予防:くん炭は病害虫を寄せ付けない効果があると言われています。
くん炭を使った稲苗作りの手順
くん炭を使った稲苗作りの手順は、以下の通りです。
- くん炭の準備:籾殻をくん炭にする専用の窯で作ります。
- 床土にくん炭を混ぜる:苗箱の床土として使います。
- 播種:通常通りに種をまきます。
- 覆土:農協の苗代用土や、くん炭を使用します。
- 水管理:保水性・排水性が高いので、水管理が楽になります。
くん炭を使った稲作りの可能性
くん炭を使った稲苗作りは、現代農業のノウハウを実践することで、スムーズに行うことができました。
くん炭を使った稲作りの可能性は無限大です。今後の成長が楽しみです!
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