鉄コーティングによる田植えを行った。

最終更新日 2013年5月21日 by やまふじ農園

WP_000118

鉄コーティングによる試験栽培の播種をクボタとJA京都中央の協力で今日、行った。
JA京都中央管内では初めての試みだそうだ。
何しろ、管内はジャンボタニシの繁殖地なのでなかなか、湛水直播というのは広まらない。

従来の移植栽培が主流でそれ以外選択肢が無い状態である。

当地で湛水直播を成功させるには除草のことよりも何よりも、ジャンボタニシの対策が重要。
これさえ目処が付けば湛水直播も当地で実用になると感じる。

なのでジャンボタニシ対策用の外周の溝掘り作業を午後から行った。
初め、三角鍬で溝を切って行ったが、案外重労働な上、溝が浅い。
次に田植え用長靴を履いて、外周を歩いて足あとによる溝を作成。
案外良かった。溝の深さは申し分ないが時間がやっぱりちょっと掛かる。
3番目に試したのが船のついてない一輪車を引っ張る方法。
これがかなりスマートに溝が作れて楽ちん。時間も早い。
深さも足跡ほど深くないが三角鍬よりも深く、十分な深さが作成できた。
固めの田面でも2,3回往復すれば十分な深さが作成できた。

千葉から来られたオペレーターの方に色々聞いていた。
側条施肥機を利用した鉄コーティング籾の播種は条播になるので点播より倒伏に弱いということだった。
8条に1条くらい抜くことは倒伏対策としてやってみる価値は有るということだった。
うちの田植機は多目的田植え機ではなく田植え専用機なので付属の側条施肥機をなんとか利用したいと考えている。

そのためにも何とか、ジャンボタニシ対策の目処を今年につけられるよう、頑張りたい。

 

タイトルとURLをコピーしました