最終更新日 2015年6月29日 by やまふじ農園
今年、京果用にインゲンの栽培を試みてる。
ネットを張るのが不得手なので、初めからつるなしインゲンを出荷するつもりでいた。
実際、試作して出荷作業してみると、つるなしインゲンの方がいい感じがした。
収穫作業が早い。つるありインゲンより収穫時目線を動かす量が少なくて済む。
しかし、つるなしインゲンの欠点も分かった、風雨で木が折れる。枝豆では経験したことが無かったので、正直驚いた。
あとは泥はね問題。 マルチ栽培したが、マルチを土で固定したため、寄せた土と株が近いと泥はねで実が汚れる。
あとはつるありインゲンより莢離れが悪く、収穫作業にて力を要する。意外だった。
収穫作業自体が手作業になってしまう。枝豆栽培では、脱莢機などがあり機械化されてるが、インゲンでは莢が柔らかいうえ、莢離れが悪いので現在のところ
枝豆の脱莢機のようなものは存在しておらず機械化されてない。
あと、選別作業も目視による手作業で機会化されてない。
こういう理由もあってサヤインゲンの出荷量はj高齢化とともに減少の一途をたどる。
近年、市場単価は高いが出荷量が減少することに納得した。
なんとか、収穫出荷選別作業を省力化してみたい。