今年初乗り籾摺りトラブル。

最終更新日 2016年10月11日 by やまふじ農園



今年はすんなり、籾摺り作業に入れたし今日までノートラブルで来たので何の心配もなく今日幅籾摺り作業をスタートさせたが、1回目の籾摺りの終わり頃からエラーコードが出だして嫌な感じがした。

2回目の籾摺りの途中に遂にトラブル発生。
混合米貯留タンクから揺動板へ流れる量が少なく選別能も能率も下がって、仕事にならない状態に。

農協の農機担当に来てもらった。
籾摺りロールが減っているのがエラーコードの要因との判断。
幸いにも予備ロールがあったので取り替え。
写真の左が取り替え後のロールで右が取り替え前のロール。

これで作業再開。しかしエラーコードはおさまったものの、揺動板への混合米の供給量が不足のまま。

今日のトラブル続きの仕事で思考能力がつきてしまった感じで、後は農機担当におんぶにだっこ状態に。

農機担当には、「結構古い機種ですけど〜」とか言われる。

機種交換出来るならとっくにやっている。うちで一番神経使う機械。毎年のトラブル。ホトホト嫌になる。
さっさと買い換えてノートラブルでその年の籾摺りを終わりたい。
米作りの機械は本当に高額。生産工程の中の機械のうちどれか一つ潰れたら稲作が出来なくなってしまう。
米の売り上げなど殆ど機械類の減価償却に消えてしまう。
だから機械類は減価償却が終わってもできるだけ使いたい。

野菜だけの方がよっぽど気が楽。
幸い、ここ2年程、飼料米の作付け増加で米価は引き締まっているがTPP?TTP?やらなんじゃらで米価崩落すれば、理屈抜きで稲作放棄ってやっぱり増えると思う。

今日は久々にへこんだ一日だった。。

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