最終更新日 2012年5月23日 by やまふじ農園
とうがらしを栽培しているハウスに敷き藁のロールを一輪者で運んだ。
6ロール/畝で計48ロール運んだ。
昨年秋、稲刈り後の藁を集めロールにしておいた。
敷き藁は手間はかかるが、どんな被覆資材よりも優れていると考えている。
昔の人の経験知恵は偉大とつくづく感じる。
始めは敷き藁なんて古くさいと馬鹿にしてた。
ビニールマルチの方が完璧に草を抑えられて手間も係らないし。
しかし、夏越えのハウス栽培では敷き藁が欠かせない。
地温がビニールマルチより3度程度低く抑えられる。
白マルチと比べても低かった。
だからシルバーマルチと比べても低いと思う。
藁に勝てるのは高価なタイベックをマルチにした時くらいか?
それでも費用対効果を考えると敷き藁の優位性は揺るがない。
それに意外と抑草効果も高い。
藁には何か未知の発芽抑制物質が在るのか?と思う程だ。
栽培途中で手軽に追肥が出来るのも他の被覆資材には出来ない芸当だ。
更に栽培終了後漉き込めば、そのまま、土中で微生物の餌となり強力な土づくりとなる。
漉き込んだ畝に播種機を使っての播種はさすがに困難を伴うが、育苗した苗をハンドプランターなどで定植が問題無く出来る事を一昨年確認した。
敷き藁を漉き込んだ畝は案外作物の出来が良い。
敷き藁が腐熟する際の発酵熱で地温が上がるからだと考えられる。
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