万願寺とうがらし、今年の考察。

最終更新日 2010年10月29日 by やまふじ農園

万願寺とうがらし 観察

今年は万願寺唐辛子がまだ、元気よく収穫できている。

あんまり薬剤散布を多用しないせいもあって例年ならうどん粉病が蔓延状態にあって収穫終了する頃なのですが今年はうどん粉病が出ないためまだ収穫してます。

原因としては考えられること。または、栽培上昨年と違うこと。

1 今年は、暑かった為うどん粉病が出なかったのではないか。

2 諸事情により潅水が昨年より大幅に少なくなった。 特に木が覆い茂って畝からの蒸発が少なくなってからはほとんどやってない。そのことにより木が長持ちした。

3 ほとんどというか、積極的な整枝作業をしなかった。

4 真夏の収穫に際して、実が市場出荷サイズになる前の大きさ(小さい。10cm程度)でどんどん収穫したので木の負担が減った?
この頃は木に負担がかかり、実が熟しやすい。実が茶色(赤色になる途中)になりやすく、茶色になる前に収穫したという形だった。
その代わり、咲いた花のほとんどが着果した。

5 昨年収穫が終わった後、敷き藁、万願寺唐辛子の残さをすべて鋤込んだ。
今年は肥料は追肥で対応しようとしたが、樹勢が落ちなかったため結局、追肥しなかった。結局今年は、無肥料栽培になった。

噂の炭素循環農法のような格好になったが、炭素循環農法は1年目は良くても2年目は悪くなり、5、6年でやっと安定するそうなので、炭素循環農法の状態とは程遠く、炭素循環農法の入り口にいる状態で、このまま、鋤込み、無肥料を続けると来年は悪化するとしなので、複雑な心境だ。どうするか判断に苦しむ。

6 あまり関係ないかもしれないが、万願寺唐辛子を定植する前に、畝に枝豆を定植していて、その枝豆が収穫するまで1つの畝に万願寺唐辛子と枝豆が共存してたため、あまり、万願寺唐辛子の初期生育が良くなかった。初期生育が押さえられたことによって、ゆっくり成長せざるを得ないため、栽培の後半でもバテなかったのではないか?
なんかこれは無理矢理のような気もする。

以上、気がついたことを忘れないうちにメモしておく。

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